
今日の我が家のベランダでは、このクリムゾンのバラが初めて綺麗に開いてくれました。
イングリッシュ・ローズのFalstaff(フォルスタッフ)。
1999年、デイヴィッド・オースティン作出の比較的新しい品種です。
どうやらボクにはこうしたクリムゾンのバラの収集癖があるようで、バラ図譜などでこの色のバラを見るともうお目目がハートマークになってしまいます。園芸店で苗を見つけたときなども催眠術にかかったかのように手が伸びていっちゃうんですよ(笑)。
実際の花は誠に美しい青みがかったクリムゾン。いえ、もはやパープルと言ってもいいかもしれません。この色はオースティンのクリムゾン系品種の中でもウイリアム・シェイクスピア2000の色に似ているでしょうか?香りも濃く、花びらは整然と並び、最後まで乱れることなくきれいなカップを保ってくれます。
さて、このバラの名の由来ですが…。
ご存知の通り、イングリッシュ・ローズにはシェイクスピアの戯曲の登場人物にちなんだ名前がたくさんあります。ボクの記憶が正しければ、切り花品種を除いてシェイクスピアゆかりの男性名は1999年に発表されたこのフォルスタッフが最後だったかと思います。その後、女性名はコーデリア、ジェントル・ハーマイオニーなんかが出てきたと思いますが。
戯曲「ヘンリー4世」に主人公の放蕩友達として登場するジョン・フォルスタッフはシェイクスピアの登場人物の中でもかなり異色。劇中では友人であったヘンリー4世に最後は追放され不幸な最期を遂げたとされます。ですがその後、この戯曲を観たエリザベス1世がこのフォルスタッフを大変気に入り、シェイクスピア本人にこの人物を主人公として作品を書くようにと所望したと言われています。そして、新たにコメディー「ウインザーの陽気な女房たち」では、素っ頓狂なエッチなおじさんとして描かれ、その登場回数2回、シェイクスピアの登場人物の中では非常にめずらしい存在となっています。今で言う、ハリウッド映画の「2(ツー)物」と言ったところでしょうか。

クリムゾンという色の魅力は果たして何でしょう?
豊満、妖艶、貫禄…?
ボクの拙い語彙力ではこのくらいの言葉しか浮かびません。
ボクの中ではオースティンの数あるバラの名前の中でも
クリムゾン系の名前ほどそそられるものはないと思っています。
プロスペロー、オセロ、そしてこのフォルスタッフ。
シェイクスピアの男たちの中でも、一癖も二癖もあるキャラクター。
そんな人物評にはこうした色のバラがぴったりだと思うんです。
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拝啓先日はどうもありがとうございました。スッカリお時間を取らせてしまい申し訳ありません。しかも、お渡しする大事なものを忘れて行くだなんて……。僕もそろそろ年?年貢の納め時でしょうか?(笑)さて、Aさん、今年も沢山の薔薇見学のお客さまが見えました。皆さん、
こんにちは。ようやく雨が上がりましたね。
「Falstaff」ウチのも一輪だけ咲いています。この手の薔薇は春先よりも気温が下がって来る秋の方が数段美しいですね。花が朽ちるまでに時間が掛かりますから紫が一段と濃くなります。僕は特別、青い薔薇とかには興味は無いけれど、kazuさんと一緒で紫系の薔薇は大好き!好きに理由はいりませんね(笑)問答無用、直ちにリスト入りです。キャラクター的には数年前に伊勢丹で観た展覧会の「Falstaff」の挿絵のおデブ&赤ら顔が目から離れず、登場人物としては今一なんですが(笑)花は素晴しいと思います。オースチンのシェークスピア戯曲からの男性名は意外と少ないですね。矢張り、薔薇は女性をイメージさせるから?もっと有名どころの名前は付けないんでしょうか?四大悲劇からは一つしか付いていませんし、ジュリエットがいるならハムレットは?色々と思う所もあるんでしょうね……次の紫系の薔薇に期待しましょうか。クリムゾン……僕は円熟の極みにいる俳優の朗々たる台詞回しを思います。TBさせて下さい、ヨロシクお願いします。